WEB開発におけるHTML5の活用
多くの場合、サーバサイドの環境については、多少の修正に止まり、現場サイドで利用されるアプリ開発のワークフローが大きく変わってくるということになります。従来型のアプリケーション開発では、例えばJSPなどを用いたものを例にすると、データベース、ビジネスロジック、それらの制御と、フロントエンド画面の作成をサーバサイドで行っていましたが、フロントエンドにあたる部分を完全に切り離した形でクライアント側に持っていくことができるようになります。
現場においては、ビジネスのニーズに応じて、頻繁に仕様変更の要望があがってくるもので、従来型の場合、それをサーバサイドで対応しなければなりませんでした。しかしHTML5の場合、それらをクライアント側で完結させることができるというのが最大のメリットでしょう。現場ごとに、必要に応じて、フロントエンドの変更が可能となることによって、スピードが要求される現場にスムーズに対応することができるようになります。